【Raspberry Pi】Raspberry Pi Zero WHを導入してみました
はじめに
2020年の新型コロナウィルスによる自粛期間中に何となくRaspberry Pi Zero WHを購入してみました。Raspberry Pi のインストール記事は世の中にたくさん存在しますが、ここではメモとして自分のやったことを記録しておこうと思います。
用意したもの(ハードウェア)
インストールするにあたって用意したハードはこちらです。
- Raspberry Pi Zero WH
- microSD カード
- USB micro B ホストケーブル
- mini HDMI 変換ケーブル
- 無線マウス(+USB ドングル)
- BlueTooth キーボード
- フォトパネル改造モニター
- USB電源
新規に購入したものは本体(Raspberry Pi Zero WH)のみで、それ以外の物はすでに所有しているものを流用しました。本体が Bluetooth 対応なので動作確認も兼ねてBuletooth キーボードを使用してみます。モニターはインストール画面の確認ができれば OK ということで過去に作成したフォトパネル改造モニターで済ませています。
用意したもの(ソフトウェア)
microSDカードに OS イメージを書き込むツールとして、Raspberry Pi 公式の Raspberry Pi Imager for Ubuntu を利用しました。Ubuntu Linux の動作する PC 上で作業を行うため、書き込みツールには for Ubuntu を選択しています。そして、SDカードに書き込むイメージは Raspberry Pi OS (32-bit) with desktop (buster 2020-05-27) です。
インストールしてみた
インストール作業そのものは Raspberry Pi 公式サイトの手順(https://projects.raspberrypi.org/en/projects/raspberry-pi-setting-up)を参考に実行します。
SDカードの準備
Raspberry Pi Imager を起動し、[CHOOSE OS] をクリックします。
OS選択メニューが開くので、一番上の Rspberry Pi OS (32-bit) をクリックします。
次に [CHOOSE SD CARD] メニューをクリックし、書き込み先のSDカードを選択します。
OS、SDカードの選択が終了すると [WRITE] メニューがクリック可能になるのでクリックします。
確認画面が出るので、YES をクリック。
書き込みが始まりました。
書き込みが終了すると、検証が始まります。
検証が完了すると SDカードを取り出すことができます。
Raspberry Pi OSの初期設定
Raspberry Pi 公式サイトの手順通りに実施すれば良いので、ここでは Bluetooth キーボードを設定した部分だけ記載します。
OS イメージを書き込んだ SD カードを Raspberry Pi Zero WH に挿入し、本体の電源を入れると最初の画面が表示されます。
設定を開始する前に右上の Buletooth のマークをクリック。
プルダウンメニューが出るので [Add New Device] を選択します。
ここで Buletooth キーボードをペアリングモードして待つと、Raspberry Pi Zero WH にキーボードが検出されます。
ペアリングするキーボードをクリックすると、
認証用のコードが表示されるので、キーボード側からコードを入力します。
ペアリングに成功するとキーボードとの接続が行われ、
Bluetooth キーボードが使えるようになりました。
キーボードが使えるようになった後はインストールを再開します。インストール中の文字入力は Bluetooth キーボードで問題なく行うことができました。
おわりに
これで Raspberry Pi Zero WH が使えるようになりました。今回は Raspberry Pi OS のデスクトップ版をインストールしましたが、Pi Zero WHの処理能力を考えると Lite 版の Raspberry Pi OS を導入したほうが良いような気がします。